永遠の仏陀からのメッセージ『日本編』ある男Aシリーズ 16

2025年4月24日朝5時10分。仏陀は、修行に入ると言われた。
『日本編』ある男Aシリーズ 16
息子は、父親から教えてもらった太陽に掌を合わすことと挨拶をすることで会社の危機を脱したことに心から感謝した。息子は、今まで親の言葉を受け入れられずに反発していた。人生で最大の苦しみを味わい、素直になれた。親の偉大さがわかった。親がどんなに大切に育ててくれたか、いろいろと教えてくれていたかがわかった。感謝の涙を流し、過去の自分を反省した。亡くなった祖母を思い出した。両親が、仕事で忙しくて面倒を見られなかったので代わりに育ててくれ、どんなに可愛がってもらったかを思い出し、祖母に感謝した。行ったことのなかった墓参りをすることに決めた。
息子は、家族と一緒に故郷へ行った。息子は、両親に今までの親不孝を謝り、父親に教えてもらったことで会社の危機を脱したことを告げた。息子の両親は、息子の変わりように心底驚き、涙を流した。男は「息子に苦労をさせてよかった。許してくれ」と心で叫んだ。息子は、妻と子どもと一緒に祖母の墓参りをした。息子は、「これが、自分を可愛がってくれた祖母のお墓だよ」と外人の妻と子どもに言い、日本式墓参りの仕方を教えて墓石を掃除した。息子は、墓石に掌を合わせ、祖母に育ててくれた御礼と家族ができたことを報告した。
一ヶ月経った。息子の会社では社員一同士気が高まり、朝礼では、社員が率先して太陽に掌を合わせ、挨拶をするのを実行するようになっていった。顧客が増えて、息子の会社は安定した。
息子に父親から電話があった。男は「年をとって古民家の宿はやっていけないので、経営を誰かに譲りたい」といった。息子は、親の年齢を考えて納得した。息子は「父さん、僕に経営を譲ってくれませんか?」と尋ねた。父親は、息子が都会で成功しているのに無理だと思っていたので、意外な返事に一瞬たじろいだが嬉しかった。「会社が忙しいのに大丈夫なのか?」と言うと、「父親が苦労して作った会社だから自分が守る」と、きっぱり言った。男は、息子に会社を譲った。
息子は古民家の宿にいる昔からの番頭を総支配人として任せ、1週間に2日間、都会からふるさとの古民家経営に携わることに決めた。息子は総支配人となった老番頭に「自分は古民家経営は素人同然なので、いろいろと教えてください」と腰を低くして言った。老番頭は都会で会社経営をして立派になった前社長(男)の息子の態度に驚き、現社長(息子)を立てて宿を守ることを誓った。
半年経った。息子は、都会と田舎とを往復し、仕事をした。古民家の宿の経営は、以前と同じく安泰だった。
男は、息子の姿を見て「息子よ、許してくれ。苦労させてよかった。苦労は愛の鞭だった」と心で言った。
仏陀は、言われた。「これである男Aシリーズは終わった」
(大法) 真の愛情とは、何かを教えられる。近年、とかく子どもの要望を何でも叶えることが親の愛情だと思い込んいる親が少なくないと思う。そのために子どもを甘やかし、駄目にしてしまう。子育てには、やさしさと厳しさの両面が必要だと思うが、厳しさを教えることは難しい。深い愛と親自らに厳しくなければ、出来ないことです。ただし、愛を以て厳しく育てることと親の見栄のために子どもに過剰な教育をすることとは、まったく別のことです。まず心の出所をはっきり確かめることが大事だと思います。