【死との向き合いと受容】その4

このテーマについて仏教では、何と説かれているか?
四諦の法門の中などに詳しく説かれています。四諦については、いずれ解説したいと思います。

今回は、比較的わかりやすい説話「キサー・ゴ―タミー」のお話しを基にわたしたちCEPが創作した動画を紹介したいと思います。*動画については、​下記リンクからYouTubeでご覧いただけます。

インド、お釈迦様がいらした時代のこと。キサー・ゴータミーの幼子は、重い病に罹り死亡してしまいます。しかし、ゴータミーは、そのことを受け入れることが出来ず、半狂乱となって街中を医師や薬を求めてかけまわります。ついにお釈迦様に出会うのですが、言葉で説いてもわからない状態の母が、自ら気づくためにお釈迦様は、想像もつかないような方法を教えました。
これは、極端な例をもって死の受容の困難さと気づきのプロセスの大切さを伝えています。でも程度の差こそあれ多くの人が共有する問題であり過程ではないでしょうか?
※CEPとは、Cambodia Empowerment Project カンボジア・エンパワーメント・プロジェクト といって、カンボジアにおいて「仏教の本質を現代にやさしくひもとくことにより、慈悲と智慧を備えた人間を育成し、自立した相互扶助の社会作りを支援する」ことを目的として2014年に数人の人たちと共に立ち上げたNGOです。
CEP ホームページ https://www.cep-ngo.net/
*動画については、​下記リンクからYouTubeでご覧いただけます。