わたしは、長年ビジネスの祈りをしてきた。企業経営者などが訪れるのだ。始めたばかりの頃は、正直『ビジネス』の祈りは、苦手だった。なぜなら欲望からの解放を説く仏教からビジネスは、真逆のもののように思えていたからだ。俺は、打ち出の小づちじゃねぇぞみたいな
それでも縁とは、修行とは、不思議なもので好きでなくてもやってくる。やってくるものは、それが課題なのだと思う。
カンボジアでも帰国直前に頼まれたのが、ビジネスの祈祷だった。実は、依頼者の目的を明確に知ったのは、祈祷が終わってからで、ともかく一心に祈った結果起こったことは、依頼者からのこんな言葉だった。
「とても清められました」⇒よっ、良かったですね。でも・・・祈りの結果とてもピュアになってしまってほんとうにビジネスの為に良かったのかしら・・・? ⇒たぶん良かったのだと思う。本人笑みを浮かべながら帰ってゆかれたので・・・・
さて近頃ようやく見えてきたような気がする。少しばかりの極意が、・・・
『ビジネスは、仏道修行である』