永遠の仏陀からのメッセージ 25

3月21日午前5時45分、仏陀からの体験的説法
※以下は、単に仏陀の言葉による説法やストーリ一ではなく、唱題修行を通して実際に仏陀に出会い、まるで人生体験のようにリアルに体験された内容を文字として記述したものです。
「王の物語編 21」
広い大地は干ばつと猛烈な日差しで気温が上昇し、作物が収穫できなかった。都市国家は、皆自国を支えるのがやっとであり、領民は飢えで苦しんでいた。
大国は、王政がなくなった。 投票で領主を選び、ささやかな財政で国を維持した。
かつての大国の王は、地位を剥奪されて一領民となっていた。細々と蓄えた米で命をつないでいた。実りのない荒れ果てた農地を歩いても誰も見向きもしなかった。
ある時、いつものように農地を見回っていると遠くの方から旅人が来るのが見えた。 旅人は、牛車を引いていた。 旅人は、王の前に牛車を止めて「この国は飢饉に瀕していますね。 私は米を届けに来ました。 無償で差し上げます」と言った。
かつての王は、歓喜した。 王も飢えていた。 今までの自分にはない言葉をかける旅人の眼差しを見つめた。 優しい目は、輝いていた。牛車には、黄金色に輝く稲穂が積んであった。王は、周りの領民を呼び寄せ分け合った。 領民とかっての王は旅人に厚く礼を言って別れた。 旅人は、諸国を回って稲穂を届けていた。
旅人が、再び稲穂を届けに訪れた。かっての王は、不思議に思った。「どこの国も猛暑と干ばつで米が収穫できない。食べた米は、霞でもなく本物の米だった。 どこから手に入れるのだろか? 」
旅人に米の礼を厚く言った王は、「どこの国もこの天候で米の収穫は本当にわずかです。何処からこの稲穂を手に入れたのでしょうか?」と尋ねた。
旅人は答えた。「私の国も毎年不作で飢えで苦しんでました。 ある夜のことでございます。 夜空に月が輝いてました。 私が納屋の前で夜空を見ていると、月から一条の光が納屋の稲穂に当たり輝いたのです。 私が、その稲籾を田に撒いて育てたところ、この籾からは干ばつや日照りにも負けない強い稲が育ち、収穫は通常の稲の数倍もありました。 私は自分の分を取り、周りの農民に分けました。 分けられた農民が、その稲籾を田んぼに撒くと有り余る米が実り、我が国は米に困らなくなりました。そこで私は、余った米を飢えで苦しんでいる諸国に届けているのです」
話を聞いたかっての王と領民の頬には涙が伝わっていた。