永遠の仏陀からのメッセージ 26

3月21日午後5時、仏陀からの体験的説法
※以下は、単に仏陀の言葉による説法やストーリ一ではなく、唱題修行を通して実際に仏陀に出会い、まるで人生体験のようにリアルに体験された内容を文字として記述したものです。
「王の物語編 22」
農民たちは、旅人からもらった稲籾を田んぼに撒いた。芽が出て成長していくのを楽しみに肥料をやり草取りをした。 田んぼは、見事な稲が育った。 農民たちの努力で稲穂はびっしりと実が詰まっていた。 さすが猛暑と干ばつに強い稲籾は素晴らしい、と喜んだ。豊作を夢見ていた。 そんな時、空に異変が起きた。 大きな竜巻きが、農地に向かって襲ってくるのが見えた。 農民たちは慌てふためいたが、為す手立てはなかった。 竜巻きの被害はひどかった。田んぼの稲の多くは倒れ、散乱した。 農道は、竜巻きで引きちぎられた稲で歩くのが困難だった。
農民たちは、倒され乱れた稲を戻すのに懸命に働いた。 しかし懸命な普及作業にも関わらず、田はかっての見事な田んぼではなくなっていた。 収穫の時が来た。 前の年と同じわずかな米の量だった。
農民たちは、落胆していた。 優秀な種籾をもらっても、大自然の力には立ち打ちできない。失意のどん底を味わった。 そんな時稲穂を分けてくれた旅人が、訪れた。竜巻きの被害を心配しての来訪だった。 農民たちは、実情を話した。
すると旅人は、「我が国も同じ被害を受けました。 しかし、今年は天災に備えて芋をたくさん植えました。 芋の収穫が終わった後に竜巻きが起こりましたので、米の収穫は少ないですが、芋があります」 と言った。農民たちは、旅人の国の人たちの知恵に関心した。 農民たちは米だけでなく、芋を大量に植えることを学んだ。
仏陀は、言われた。「これからの日本は、主食として米だけに頼る時代ではなく、それに変わる芋を大量に作る時代が来る」と・・・・・。