永遠の仏陀からのメッセージ 「日本編」企業シリーズ 14

3月31日夕方5時、仏陀は「修行に入る」と言われた。
「日本編」企業シリーズ 14
社長が戻り、社内は明るくなった。 社長は信頼できる人材を探していた。 代表役員の1人が、「社長、何か用事がございましたらおっしゃってください」と愛想よく話した。 社長は、社長室の床掃除と机の上の整理を頼んだ。 役員の受け取り方を試していた。 敢えて通常しないことを言った。言われた男は一瞬たじろいだが、心よく隅々まで掃除をした。 社長は部下の掃除する姿を見ていた。 部下の上に立つ者が掃除を嫌がらず、綺麗にしたことに感謝の言葉を伝え、社長は合格点をつけた。 また、別の代表役員が現れた。社長に前の役員と同じことを言った。社長は男に会社の外にある自販機でペットボトルのお茶を6本買ってくるように頼んだ。 心よく買ってきた男に社長は礼を言い、同じく合格点をつけた。 また別の役員が現れて同じことを社長に言った。社長は考えていった。 言いづらそうに「自宅に洗濯物が溜まっているので、洗濯をしてきてほしい」と頼んだ。言われた男は、急に顔をしかめて「申し訳ございません。それは社内の仕事ではないので出来ません」と断った。また別の役員が現れて同じことを言った。社長は、先に断られた洗濯物のことを頼んだ。言われた男は心よく引き受けて社長の自宅へ向かった。 男が帰って来たので、丁寧に礼を言った。 社長が帰宅すると家の中は綺麗になり、トイレまで掃除して、洗濯物は綺麗に洗われ畳んであった。常識では、断るのが当たり前のことを心よく受けた。 この男を信頼のおける側近にした。
数ヶ月が経った。社長は、営業成績が伸びないのに疑問を持ち、営業部の役員を呼び話を聞いた。役員は、「部下によると取引先が以前のように仕入れをしなくなった」と伝えた。 社長は、信頼する役員に取引先の状況を見てくるように言い渡した。役員が取引先に行くと「あなたの会社の社員は実に挨拶がぞんざいだ。 他の会社の営業担当は、実に清々しい挨拶をする。 同じ仕入れるなら気持ちの良い方に多く取引をしたくなる」と 伝えられた。 これを聞いた社長は、営業部の社員に厳重に注意した。 社長が職場の状況を見に行くと、以前のような明るさはなく、社員がする挨拶もぞんざいに感じられた。社長は、社内が明るさを取り戻して活気ある挨拶の言葉が出るようにならないと仕事への士気が上がらない、と考えた。 社長は、朝礼で全員で声を出して挨拶をし、太陽に向い掌を合わせることを実行させた。 数ヶ月経った。営業の役員から「取引先の注文が増えた」と報告を受けた。
仏陀は、言われた。 「太陽に礼拝するということは、宇宙につながる。 宇宙の生物体としての人間にエネルギーが与えられる。人間の根本の魂につながる。人間が生きていく基本の挨拶に繋がる。現代人には、理解できないかもしれないが、これは真実である」