永遠の仏陀からのメッセージ その5

※これまでのタイトルには、「緊急」という言葉が入っていました。今でもその通りではあるが、これからは『たとえ話』のような世界に入ってゆきます。緊急時ではあるけれど、それは、じっくり読んでいただきたい。そこでこれからは、「緊急」という言葉を外すことにします。

2025年3月10日午後5時 唱題を通して体験された仏陀よりの修行

「王の物語編1」
ブッダは言われた。「今日は我と旅に出よう」と
冷たい風の吹く山道を歩く。
仏陀は「ここで休息しよう」と言われた。私は着ている上着の衣を脱いで仏陀の座る石の上に敷いた。
仏陀は、言われた。「寒いから着なさい」
私は「仏陀様どうぞ座ってください」 と…
すると仏陀は、衣を石から取り「ありがとう」と礼を言い、衣を私に差し出した。 「これは私からの気持ちの品である」と優しい眼差しで私に渡した。
私は辞退した。
仏陀は「寒いから着なさい」と言った。
私の目から涙が頬に伝わった。仏陀の優しさに心から感謝し、衣を着た。
仏陀は、言われた。 「上に立つ者は下にいる者の立場、気持ちを理解しなければならない。 長に立つものはとかく権力に溺れ、下にいる者が従うのは当たり前と思う。権力に溺れる。 これは家庭、職場、国でも同じである。 特に国においては、長たる者が、支える 国民の心、状況を理解せねば、繁栄しない。 乱れる」
再度言われた。「長たる者は、下に従う者の心を理解せねばならない」
合掌