2025年3月12日 唱題修行を通して体験された仏陀よりのメッセージ
※以下は、単に仏陀の説法やストーリ一ではなく、実際に仏陀に出会い、まるで人生体験のようにリアルに体験された内容を文字として記述したものです。何とも不思議な世界です。そして、いよいよ本論が、たとえ話として展開し始める。
「王の物語編 5」
旅の続きである、と仏陀は言われた。
集落でわずかな布施を受けた。隣国へと続く道は、人が行き交うのがやっとだった。 崖っぷちの山道を足元を一歩一歩踏みしめて歩く。遠くに連なる山々が、晴れた空にくっきり浮かび上がっている。
仏陀は、言われた。「ここらで休もう」
小さな岩を見つけ、仏陀が座った。 眼前に大きな山波が広がり遠く見える。 山は、自分の国である。 まだ3日しか経っていない。 随分と長く旅した気がした。 その時、狼煙(のろし)が上がっているのが見えた。
私は慌てた。「仏陀様、狼煙が上がってます」
仏陀は、狼煙を見て言われた。「戦争だ。隣国が攻めてくる」
私は言った。「仏陀様、戻りましょう」
仏陀は、言われた。「我は、このまま目的地の隣国に行く」
私は残した一族を思い、戻りたかった。 そして戦に加わりたかった。
仏陀に従い、隣国へと道を急いだ。 隣国に達すると、ブッダは私に「汝は、自国へ戻るが良い。 汝は、若い。我は国を治める 一族の代表としてひとりで行く。 帰りなさい」と言われた。
私は「仏陀様に従ってまいります」 と伝えた。 仏陀は、厳しい表情で「帰りなさい!」と言われた。
私は今まで来た山道を、集落を、虎の出た山道を夢中で歩き自国へ戻った。自国にやっと着いた。 村は静まりかえっていた。 争いの爪跡が痛々しく残っている。 私の一族も見えない。 傷ついた死体が転がっていた。慌てて城へ行った。城に身を隠していた 一族がいる。 知り合いもいる。 負傷者もいる。戦いの 傷跡は痛々しかった。 みんな憔悴しきっている。 よく見ると仏陀がいる(驚)。
私は、駆けよって声をあげた。「仏陀様、良くぞご無事でお帰りなさいました」
仏陀は、言われた。「 一国の長に立つものは、己れの命を惜しんではいけない。 民のために使うのである。 我は、隣国の長と話した。隣国の話を聞いた。自国の言い分を押し通してはいけない。事を収めるということは、相手の話をよく聞くことである。 自国にとって不利なこともある。 民の命を守ることに徹するのである。 我が身の命に代えてでも民の命を守る、という熱意が天を動かす。 我は、帰された。国は小さくなった。 領地は荒れ果て、民は家を失い、家族を失った。 戦死者も出した。元の国へ(小さいながらも良い国に)戻さねばならない」
合掌