永遠の仏陀からのメッセージ 14

3月16日、仏陀からの体験的説法
※以下は、単に仏陀の言葉による説法やストーリ一ではなく、唱題修行を通して実際に仏陀に出会い、まるで人生体験のようにリアルに体験された内容を文字として記述したものです。
「王の物語編 10」
その後の農民の努力によって、国は米を備蓄することができるまでになった。 領民の生活は、日常の米に事欠かなくなり、もとの生活へ戻った。 王様は、今までの苦い経験から不安に思い、「 民は、生活物質が十分満たされると過去の苦しさを忘れてしまい、生活が乱れる。 これを何とかせねばならぬ…」と思案していた。
そんな時、天空に異変が起こった。これまでに見たこともない巨大な竜巻きが発生し、荒れ狂う猛獣のように容赦なく領地に襲いかかった。 たわわに実った稲穂は、瞬く間に根こそぎ削り取られてしまった。その爪痕は甚大で、農民の家々は倒れ、多くの怪我人や死者が出た。
王様は領地を周りながら考えた。「農民に備蓄米を全部放出すれば食べることに心配がなくなるであろう。が、それでは、荒れ果てた農地を 戻す士気が弱まるに違いない」そこで備蓄米を半分だけ民に与えることにした。 苦渋の選択だった。 王様の心は痛んだ。
王様は、農地を見て回った。農民は、必死で農地の瓦礫を片付けていた。 王様の通るのを見ても大して挨拶をせず素っ気なかった。 王様は以前と違う農民の態度に一瞬たじろいだが、「これで良い」と思った。
仏陀は、言われた。「人間は、思うように満たされて満足するのは一時である。やがて満足に溺れ、過去を忘れ、生活は乱れる。心も魂も乱れる。 事足りなければ、懸命に働く。因果なものである」