たましいの供養
リーフレット『要唱寺の目指し行う供養』に、大法上人はつぎのように記されています。 修行を重ねた結果、亡き御霊の状態が感じられるようになり、読経や祈りを通して御霊が、清らかでとらわれのない意識へと変化し、成仏を象徴する蓮華...
死後残るものは何もないと考えている僧侶に、わたしはなぜ仏式の葬儀を営むのかと訊いてみたことがあります。その答えは、グリーフケア(遺族の悲しみを癒すこと)のためというものでした。 その無霊魂論者の僧侶に、夫を亡くした老女が...
【大法上人のもとで唱題をしたいと思ったもう一つの理由】 なぜ大法上人を師として唱題をすることとなったのか。 「理由をまとめれば、自己のたましいが癒され、輝きを増して成長していくことが実感されたから」 そのように前回記しま...
前回に続いて、大法師とはじめて出会ったときのことから述べることにいたします。 唱題プラクティスの開始時間よりだいぶ早く妙善寺に到着したわたしは、大法上人が本堂に入堂するのを待っていました。そこには僧衣をまとったサポート役...
さまざまな宗派の修行を体験して唱題に行き着き、わたしは日蓮宗の僧侶となりました。なぜ最終的にお題目を唱えるという修行を選んだのか。また僧侶になったのか。そのわけは後に回すことにして、まず、なぜわたしが大法上人を修行の師と...