女の仏様の易しいメッセージ 1

<天からのやさしいメッセージ 1>

皆さん、昨日は、心豊かに過ごせましたか?

昨日のことを思い出してください。

お金がなくても一番大切な空気をいっぱい吸えましたね。これだけでもたいへん大きな宝物を得たことになります。

空気(酸素)を出す樹、植物に感謝しましょう。これだけでも心豊かになれますね。

食卓のごはん作ってくださる方に感謝しましょう。じぶん一人の力ではないんです。自分が稼いだお金(のみ)で食べていると思ってはいけません。

お金がたくさんある人よりお金が少なくて生きている人の方が、豊かな人生を送れます。お金が少なければ工夫し心豊かな発想力で大切に使い、一つ一つの物に感謝します。お金が豊かだと使うことが当たり前となり、感謝・感激が遠くなりがちです。

心豊かに過ごせることは、お金の多い少ないではありません。

感謝できることです。

合掌

(大法) 空気を吸えたということだけでも、大きな宝物を得たことになる、とは凄いですね。確かに、ほんとうです。そしてその空気(酸素)をもたらす植物に感謝する。この展開に感動しました。つい当たり前になっているじぶんがいる。それは、世界を理解できていない証拠だ。

永遠の仏陀からのメッセージ『日本編』企業シリーズ 35

2025年4月11日夕方5時。
仏陀は、修行に入ると言われた。
『日本編』企業シリーズ 35
会社は、今や世界の菓子業界で有名な企業となった。社長は経済界、政界のトップと会っても、社員と会っても気さくな態度は変わらず、自ら笑顔で挨拶した。
些細なことでも礼を言った。
経営大学校が開かれた。世界、日本各地から会社の幹部クラスが集まった。会社経営を学ぶという熱気で包まれていた。社長は入室し、壇上に立つと、大きな声で笑いながら挨拶をした。そして全員に微笑んで「明るい顔で挨拶をしましょう」と号令をかけた。全員で挨拶をしたが、参加者の中には腑に落ちない顔でただ儀礼的に挨拶をする者もいた。次いで社長は、「太陽に掌を合わせましょう」と指示した。多数は、訝しげな顔をしながら社長に従った。
社長は、全員を着席させると話した。「皆様、経営を成功させる秘訣を学びにいらしてますか?企業を成功させるには、社員が喜んで働けることが一番大切です。どんなに立派な経営方針や機械を導入しても、働く人が怠けたり惰性で働いていては、企業の成績は向上しません。喜んで満足して働ける環境づくりが大切です。それにはまず、全員で大きな声で挨拶をしましょう。とても明るくなります。会社の幹部の方、社内視察の際は明るく挨拶をするのです。社員には、労いの言葉をかけましょう。社員の心は、ほぐれます。会社の雰囲気が、変わるのです。心ほぐれ明るくなった社員は、仕事を一生懸命するのです。太陽に掌を合わすのは、太陽に畏敬の念を持つということです。命のもとに感謝するということなのです。社員と懇談会を持つ利点は、社員が満足して働いているかがわかるのです。社員から会社の改善してほしい点などの意見を聞き社員の働きやすい環境を作ることが大切です。社員の話から市場調査より身近に購買者や市場の情報が手に入ります。会社の発展のためには、一番下で働いている社員が喜んで満足して働けることが大切なのです」と話した。
説明が終わり、出席者全員で大きな声で挨拶をし、太陽に掌を合わせる練習をした。企業幹部の出席者は、初めは意外な講義の展開にたじろいだが、何回も同じ練習を繰り返し、大きな声で挨拶が言えるようになった。
社長は最後に「実践をしてこそ、企業発展の道が開けるのです」と言った。
二ヶ月経った。経営大学校の受講者から報告があった。外国の受講者からは、「これまで全員で挨拶をやったことがなかったので、初めは笑ってしまって着いてくる人はいなかったが、一週間ぐらいすると言い始める人が出て、一ヶ月すると全員で挨拶するようになり、社内が明るくなった」という報告が届いた。国内でも「実践することで職場に活気が出た」という報告が届いた。各地から「社員の士気が高まり職場が明るくなり、生産の効率が良くなった」という報告が来た。
社長は、「経営大学校も順調にいっている。何か企業が、社会に貢献のできることはないか」と考えた。生活困難な人で大学進学を希望する人のために返済金なしの奨学金制度をつくろうと考えて役員会を開いた。役員たちは賛同した。成績の優秀な学生で五年間会社に勤務することを応募の条件とした。奨学金制度で入社した学生は、会社が明るくて活気があり、仕事のやりがいを感じ、会社を辞めようとする人はなく、会社を愛し、よく働いた。会社は、優秀な人材を得て発展した。
仏陀は言われた。「企業を発展させるには、挨拶をすること、太陽に掌を合わせること、社員を大切にすることである」
これで社長シリーズは終わったと仏陀は言われました。

永遠の仏陀からのメッセージ『日本編』企業シリーズ 34

2025年4月11日朝5時40分。
仏陀は、修行に入ると言われた。
『日本編』企業シリーズ 34
社長就任から六ヶ月が経った。社長は今まで自分のできる範囲で仕事をし、社内が安定したことに安堵した。
社長は、就任以来今まで創業者の墓参りをする心のゆとりがなかった。ようやく墓参りをする時が来た。墓前に掌を合わせ、「無力な私に力を貸してくださり有り難うございます。会社の理念を守り、企業の発展に力を注ぎます」と心で誓った。それから太陽に向かい、掌を合わせ「ありがとうございます」と心の中で言った。社長の心は爽やかだった。
社長就任から一年経った。会社は安定し、売り上げが伸びた。国内生産の商品は地道な情報網を使った宣伝と顧客を大切にする姿勢が評価され、市場開発部が取引先を広げる仕事をしなくても、客の方から取引を申し出て注文が増えていった。会社の収益は、上がった。社員は、社長が社内を歩くと明るい顔で挨拶をした。
商品のロスは少なくなり、仕事のミスがなくなった。社長との懇親会も評判で、社長との談話を楽しみにする社員が増え、社員から直に購買者の心理や街の評判の菓子など情報が入ってきた。それが会社経営に役立った。社長は、売り上げが伸びたのも社員の力の賜物と感謝した。収益の一部を社員の福利厚生に回そうと考えた。社員のために、海と山に保養所を作ることを考えた。役員会にかけ全員の賛同で可決した。
役員たちも保養所を利用できると喜んだ。保養所ができ、社員と家族は保養を楽しみ、社長に心から感謝した。
社長就任から二年経った。会社の経営は、今までの安定期から売り上げが大幅に伸び、世界に知れ渡る日本の製菓会社になっていた。ある日会社に世界的に有名なアメリカの雑誌から取材の申し込みがあった。紆余曲折のあった企業が急成長した姿を取材したい、ということだった。連絡を受けた会社は驚いた。一番驚いたのは社長だった。社長は当たり前のことをしただけで、何を話したらよいかと戸惑ったが、この申し出を快く受諾した。取材が始まった。雑誌の記者は、社長に企業が急成長した理由を尋ねた。
社長は、
1.創業者の理念の「太陽に掌を合わせること、社員全員で挨拶をすること」を朝礼で毎日している。
2.社員との懇談会を月1回開いている。
3.会社の理念である質の良い菓子を作ること。
と説明した。
記者は、怪訝そうな顔で「太陽に掌を合わせることと社員皆で挨拶をすることが、企業発展につながったのですか?」と問いかけた。
社長は、「太陽に掌を合わせるのは、命のもとに感謝することです。挨拶は、大きな声で明るく言うと人の心が明るくなる魂の言葉です。毎日続けると社内は明るくなり、働く原動力となり、素晴らしい商品を生み出します。社員との懇親会は、気楽な集会です。社員どうしの交流で社員が満足して働いているかがよくわかり、また社員どうしが気楽に話すことで市場の動向がよくわかり、経営方針に大変役立ちます」と答えた。
雑誌が発売された。「紆余曲折を経た会社が、日本のトップ企業になった秘訣」と題して3ページにわたって掲載された。会社は、雑誌により世界的に有名になり、世界各国から注文が殺到し、売り上げが伸び、世界でトップの製菓会社となった。会社には、世界各国から社長に企業経営学を学びたいという要望が集まり、経営大学を開校することになった。世界各地から受講者が集まった。
仏陀は、言われた。「社員を大切にする企業は、発展する」

永遠の仏陀からのメッセージ『日本編』企業シリーズ 33

3月10日夕方5時。
仏陀は、修行に入ると言われた。
『日本編』企業シリーズ 33
社長は、朝礼で社長自ら社員に明るい声で「おはようございます」と挨拶をした。それから社員全員で一斉に挨拶をして社長を先頭に全員で太陽に掌を合わせた。大きな声で挨拶をすると社内の空気は一変し、明るくなった。社長は、社員たちの働きやすい職場を作ることを約束した。また、社員との気楽な交流会を月に一度開き、お茶と菓子を用意すると話した。社員たちは、久々の挨拶で心が温かくなった。新社長の社員を思う人柄に社員たちは安堵した。また、社長との懇談会も楽しみだと囁きあった。役員たちには、「いろいろと慣れない点もあるので気がついたところは注意してほしい」と言った。役員たちは、社長の偉ぶらない人柄の良さに安堵した。
社長は、経理部に帳簿を持って来させた。国内の利益が低迷しているのを調べる必要がある、と思った。外国人の社長は、外国の販売網を拡大する方針を優先していたため、その分国内市場の顧客が離れてしまった可能性があると思った。早速、営業部の幹部を呼び、市場動向の調査と取扱店の意見を聞くように指示した。調査をもとに、店頭での宣伝や情報網での地道な宣伝を強化するように指示した。
会社の国内販売高は、元に戻った。ファミリーレストラン部門については、低迷している直営店を閉店した。ファミレスの社員が、働きやすい環境づくりをするように指示し、社員に客の不満や注意を会社に連絡するようにと伝えた。
社員は、働く環境が良くなったことを喜んだ。客の要求も分かり改善し、売り上げは安定した。今までのファミレスで扱っていた海外商品は、日本生産の高級品のイメージを落とすとして撤去させた。社長が主催する1回、2回目の社員交流会が、開かれた。社員たちは会議室に集まり、社内の食品と別の菓子を持ってきていた。社長は、他社の菓子を観察していた。社長は、社員に気さくに話しかけた。社員たちは、社長の気さくな態度に心がほぐれて職場での出来事や商品の情報網に流れている購買者の反応や福利厚生で改善してほしいことなどを話した。社長は、社員の生の声として取り入れ、社内は明るくなり、社員の士気は高まった。
社長就任から三ヶ月がたった。逃亡した外国人社長を調査する会社から、彼はアフリカにいるとの連絡があった。会社は直ちに弁護士に依頼し、調査団をアフリカに送った。外国人の元社長は外国の法律を盾にして面談を断った。何をしても面談は成立せず、会社はこれ以上この事件を追求しても金と時間がかかるだけと判断し、一旦保留にし、外国人元社長がアフリカから移動した時、新たに追跡することにした。
仏陀は言われた。「人間は利益(金儲け)を追求する動物ではない。人間本来の姿を大切にしなければいけない」

永遠の仏陀からのメッセージ『日本編』企業シリーズ 32

2025年4月10日5時45分。
仏陀は、修行に入ると言われた。
『日本編』企業シリーズ 32
役員たちは、3人の立候補者が同点だったことに驚いた。立候補者を除いた全員の役員たちは、この中に社長の器はいないと判断した。しかし、立候補者たちは闘志満々だった。
役員会が開かれた。役員たちの多数決で、3人の候補者以外から次期社長を推薦することに決まった。役員たちは苦い経験上、外国人の社長は除外することにした。外部から社長を迎えるより、社内をよく知ったものが次期社長になることが一番会社のためになるという結論に達した。
役員たちは、直属の部下に社長の器がいるか丹念に調べた。役員は、「部下の一人で控えめで目立たないが、大学を卒業して入社し、会社の危機をすべて体験している者がいる。この者は、常に報告は正確で会社の経営状態に詳しく、地道ではあるが確実な考えを持ち、なお社内で慕われている」と話した。
役員会議が開かれた。候補の男の過去の実績を調べ、次期社長はこの男しかないと決まった。役員会は男を呼び、次期社長への打診をした。男は驚き、「自分は、その器ではありません」と辞退した。しかし、「弱いところは、社員たちが補佐するから」と伝えたところ、男は次期社長の話を受諾した。役員会は、社内に次期社長には役員直属の幹部から選出されたと告示した。今まであり得ない人選だった。社員たちは、新社長が自社の幹部から出たことに驚き、歓声をあげて喜んだ。
社長就任式で新社長は、就任の挨拶をした。
経営方針として会社は、会社の創立理念を守らなければいけない。
1. 今までの利潤追求の経営方針をやめ国内の市場を大切にし、市場の安定化を図り、国内の製造に重点を置く。
2. ファミリーレストラン事業を見直して、直営店の営業成績の不安定な店は撤退する。収益の確実な店を残す。
3. 外国の契約会社は今までのような発展途上国向けの市場開発はやめて、自社製品が良く売れている国々の生産に限定し、必要以上の事業拡大をしない。
4. 社員に向けては、①会社は働く人あっての会社であり、社員を大切にし、明るく働ける職場を作る。②朝礼で太陽に手を合わせ、皆で挨拶をすることを再開する。
仏陀は言われた。「人間は自分の器の範囲以内の仕事をすればよい。それ以上のことをすれば、破綻する」