地球サンガ便り 10

〈天からのメッセージ(虚空でのお話)22〉
※これは、2025年3月24日午前7時10分、虚空において直接女の仏さまにお会いしお聞きした説法を記述したものです。
今日は暖かいですね。 春になりましたね。 樹木や草は、いっせいに葉を青々と繁らせます。皆様も冬縮こまっていた体が解き放たれ、屋外のスポーツや趣味のガーデニングに精を出し、お仕事も躍動しますね。 芽吹きの春は、地球上の動植物が元気になります。
春が終わり、夏が来ると猛暑で暑さで死んでしまう、と文句を言いますね。 秋になり、涼風が吹くとホッとし、やがて冬が来るとまた縮こまって身構えて春を待ちますね。 これは前もお話した人生のサイクルと同じです。
今苦労して大変な方必ずホッとして苦労から解放される時が来るのです。 悲観しないでください。そしてまた苦労が訪れるのです。 これは宇宙から与えられた動植物のサイクルなんです。 今回は、前回と同じですが、詳しくお話しました。 苦労して苦しんでいる方、解き放たれる時が来るんですよ。 諦めてはいけません。
このことを地上の皆様にお伝えしましょう。
合掌

永遠の仏陀からのメッセージ 『日本編』企業シリーズ 1

2025年3月25日5時40分、仏陀は、「修行に入る。 今日から新しい話が始まる」と言われた。
『日本編』企業シリーズ 1
日本のとある都市での話である。1人の女が自分の好みのバッグを探して街を歩いていた。 こんなに店がたくさんあるのに、どうして好みのバッグがないんだろう? 何軒も何軒も探し歩いた。 いくら探しても見つからなかった。諦めきれなかった。 好みのバッグが見つからず、ついに決心した。 本屋へ行きバックの作り方の本を買った。家に帰り、本をよく見た。作れない。 無理だとわかった。 そんなある時、友人に会った。彼女は、自分の最も欲しかったバッグを持っていた。 思わず「素敵なバッグね。 どこで買ったの? 私は、あなたの持っているようなバッグを探していたの。 見つからないのよ。 売っている場所を教えていただけない?」と言った。
友人は褒めてもらった礼を言い、「私は手に入るから、良かったらこれを譲る」と言った。
女は友人から譲られたバッグを持ち街を歩いた。女の知り合いから声をかけられた。 バッグを褒められた。女の友人も欲しがった。 女は、譲ってくれた友人に声をかけた。 女にバッグを譲った友人は、「これは知り合いの職人さんが丁寧に作っているの。 よかったら紹介するわ」と言った。
バッグの職人の作業場へ行った。 作業場は、都会の中心の住宅地にある古いマンションの一室だった。 職人は、インターホンの音で出てきた。 玄関口から、使い古したミシンと作業台それと材料が山積みに積んであるのが見えた。 職人は愛想のない顔で挨拶をし、好みなどを聞き注文を受付けて、値段と渡す日を伝えた。 法外な値段ではなかった。 職人は寡黙だった。 1人でバッグのクオリティや使い勝手を追求し、丁寧に作っていた。利益のみを追求しなかった。使う人が喜んでもらうバッグを考えてひたすら仕事をしていた。
女は、約束の日に職人を訪れ、バッグを受け取ると早速持ち歩いた。すると、すれ違う人などに声をかけられた。バッグを褒められた。バッグを手に入れた女は、その度あの職人を紹介した。バッグは評判となった。 職人のもとには、注文が殺到したが、職人は自分のできる範囲で1つ1つ丁寧に作った。 たくさんの注文が来ても法外な値段を取らなかった。
仏陀は、言われた。「今の世の中は利潤のみを追求し、物を作る。利潤のみを追求した品物の中身は薄く、簡単に捨てられる。1つ1つ丁寧に作る人の心が、物に伝わる。 バッグの評判は、職人の心の現れである。 丁寧に使われる。今の世の中で一番欠落している精神である」

永遠の仏陀からのメッセージ 32

3月24日夕方5時、仏陀からの体験的説法
※以下は、単に仏陀の言葉による説法やストーリ一ではなく、唱題修行を通して実際に仏陀に出会い、まるで人生体験のようにリアルに体験された内容を文字として記述したものです。
「王の物語編 最終 28」
領民たちは、大宇宙の神を称えた。 神の御心と一つになろうと祈った。 朝、昼、晩の食事の前に生きる糧を与えてくれた神へ感謝の祈りをした。 人々は変わった。 大自然の脅威の中で変わらざるを得なかった。かつて生き抜くための鋭い眼光は、優しい眼差しへと変わっていった。農民は、お互いに農業の情報を交換し合い、農作業に励んだ。 冷夏に実る芋に感謝した。 領民たちは、芋を作る農民たちに感謝の心で接した。隣人同士心穏やかに過ごした。人々の優しい心が、領内を包んだ。 国は安定した。 人々は大自然の神へ畏敬の念を持った。常に心は、神に繋がっていた。近隣の都市国家も同じだった。 都市国家間の争いはなくなった。 お互いの国同士で友好を深めた。
仏陀は、言われた。 地球の民は落ちるところまで落ち、神の存在を知り、畏敬の念を持ち神につながる。 神につながって心豊かに幸せに暮らせる。 仏陀は、地球を守る、とおっしゃいました。
仏陀は、「これが地球の民の未来像である。これで『国王の物語』は完結した」と言われました。
合掌
※この後、「(現代)日本編」がはじまります。

永遠の仏陀からのメッセージ 31

3月24日午前5時20分、仏陀からの体験的説法
※以下は、単に仏陀の言葉による説法やストーリ一ではなく、唱題修行を通して実際に仏陀に出会い、まるで人生体験のようにリアルに体験された内容を文字として記述したものです。
「王の物語編  27」
地球は氷河期を迎えていた。 都市国家の天空は、厚い雲で覆われる日が続いた。 諸国の樹木や草も太陽の恩恵を受けられず、勢いがなかった。 春になると農民は、懸命に農地を耕やし、品種改良をした小さくも強い芋を植えた。 芋が主食だった。芋の収穫を願い、農民は毎日毎日大地にひれ伏し天の神に芋の豊作を願った。 天空に日が出れば歓喜し、雨が降れば感謝した。 大自然に打ち勝てない人間の弱さを魂と体で受け止めた。人間の命を支える宇宙の神、自然の中で生きていける食料を与えてくれる神に感謝した。 人間は神に結びつかなければ、生きていけないことを魂で受け止めた。芋を収穫した。 引き抜いた根や地下茎に小さな芋がたくさん実っていた。 芋の豊作に都市国家の人々は歓喜した。 芋が主食になったことをことや、これまでのような贅を尽くした食事を摂れなくなったことに不平を言う者はなくなった。
 ブッダは言われた。 「人間は、生きるか死ぬかという処までとことん堕ちた時に初めて宇宙の神の大いなる存在に気づき、自分たちが大自然に打ち勝てない無力な存在であることを自覚し、そして神とつながる」と・・・・・
合掌

永遠の仏陀からのメッセージ 30

3月23日夕方5時20分、仏陀からの体験的説法
※以下は、単に仏陀の言葉による説法やストーリ一ではなく、唱題修行を通して実際に仏陀に出会い、まるで人生体験のようにリアルに体験された内容を文字として記述したものです。
「王の物語編 26」
冷たい風が、初秋の畑に吹いていた。 天空には常に厚い雲が広がり、日の光を遮え切っていた。 農地一面植えられた芋は地面に倒され、茎と葉がかろうじて枯れないでいた。 どこの都市国家の領地も皆同じ有り様であった。芋の収穫はわずかだった。農民たちはこれから迎える冬をどう生き延びるか、と不安に暮れる日々だった。 冬が訪れた。都市国家にかつて味わったことのない寒波が襲った。 領民たちは、寒さに耐える衣類がなかった。 寒さとの戦いだった。凍死者、餓死者が出た。わずかな食料で生き延びていた。農民たちは、食べることに一日中頭を使った。食べられる草、茎を懸命に探して歩いた。わずかな芋をたくさんの水で煮てすすった。
ある領地の農民の出来事である。 朽ちた家には隙間風が入り、土間では薪を燃やして家族で暖を取っていた。痩せ細った子どもが、「お腹が空いた。芋を食べたい」と泣きじゃくり母に訴えた。 母親は、痩せた細い腕で子供を抱きしめた。 子どもに与える芋もないことに涙を流した。神様に「私の命に代えてでもこの子に食料をお与えください」と祈った。 母親は、自分も子どもも明日はない命だと思った。 子どもにいくら泣きじゃくられても与える食糧はなかった。 母親は、うつろな目で人生を回顧した。 豊作でたくさん食べられた時、猛暑と干ばつに襲われ稲や芋が食べられなかった時、冷夏と長雨で枯れてしまった時、そして戦となった時、そして今は口に入れる物がない、と涙を流した。 朝を迎えた。子どもは冷たくなっていた。 冬の農地に風は、否応なしに吹き荒れた。農地の隅に穴を掘り、子供を荼毘に附した。寒さと飢えで苦しむ家族には、頬を伝わる涙さえも出なかった。 皆、餓死寸前だった。そんな時一人の領民が、痩せ細った馬を引き農民に近づいてきた。訳を聞かれた。事情を話した。領民は「家も食べる物もなく、家の最高の宝である馬を手放しお金と食料に変えます。 それがなくなれば餓死するしかありません」と話した。領民は、子どもを亡くした家族の姿は自分の将来だと思って深く心を痛めた。 どうせ死が近いならこの馬を殺してみんなで分け合って食べよう、と思った。 馬は解體され、皆で余すところなく飛び散った血液までもすすって食べた。 馬を食べた農民は、元気を取り戻した。 農民の一人が、枯れた農地を耕やした。 久しぶりに食べた馬からエネルギーをもらって目は輝いていた。 土の中に小さな芋があるのを見つけた。 懸命に周囲を掘るとさらに出てきた。この知らせを聞いた農民たちも荒れた農地を懸命に掘った。小さな芋が出てきた。 農地の芋は、極寒に耐えられる品種になっていた。 農民は、掘り起こした芋で命をつないだ。 春になり芋を植えた。 芋は、葉を茂らせて農民を喜ばした。 そして収穫期を迎えた。農民たちの顔は、明るかった。芋を引き抜いた。 悲鳴をあげた。 芋は、見事に虫に食い荒らされていた。 まともな芋は半分だった。 怒った農民は、土の中の虫を探し出し、見つけた虫を焼いて皆食べてしまった。
仏陀からです。人間は、生きようとすると逞しい生命力がある。 古代から人間はこのように生き延びた、と言われました。

 

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