新たな形の彼岸会開催 9/25

これまでの日本の伝統では、彼岸(ひがん)というと、御墓参りをしたり、親戚同士で各家をお参りして仏壇にお線香を供え、ひと時の親睦と団らんという行事的意味合いが強かったかと思います。またお寺で彼岸会の儀式があってそこに参加する場合もあります。だいたい先祖供養をします。これは、これで意味があり親しみと楽しみのイベントだと思います。

しかし、当要唱寺では、それとは一味違う”彼岸会”を開催したいと思います。

以前より彼岸のほんらいの意味を考えるともう少し違う在り方が考えられるな、と思っていました。なぜなら彼岸とは、彼(か)の岸ということですが、これは仏の悟りの世界を意味し、迷い多き私たち(迷いの状態や世界を此岸(しがん)と言います)その“彼岸である悟りの岸に渡るための実践をする”のが仏教ほんらいの意味するものだからです。

その意味からして、仏の悟りを目指して出家在家に関係なく至心に “南無妙法蓮華經”と唱えることを第一義とします。その中には、自分だけでなく、ご先祖や亡き家族の為も含まれています(ただし、今回は、お塔婆を建てず、亡き人の各各のお名前や戒名は、読み上げません)。そして、唱題によって体験されることを彼岸(悟り)へ歩み(或いは実現)であると捉えます。

令和4年 Zoom秋の彼岸会

(時) 令和4年9月25日 午後7時30分~午後9時。

(内容) ①法話 ②法要(唱題中心) ③対話

(参加方法) 下記のZoom URL より入室してください。至心に唱えたり、聴いたりされる方なら、どなたでも参加可能です。

(参加費) 無料  この唱題プラクティスその他当寺院の活動は、皆様の布施によって維持されています。当寺院活動の維持と発展のために自発的に布施(寄付)いただけるとたいへん有難く存じます。 ・御布施振込先→ https://yousyouzi.net/?p=565&preview=true

(注意) ☆原則カメラオフ、ミュートにて参加 / 録画・ユーチューブアップ・公開する場合があります。この場合、カメラをオフにしても登録した名前は、他の参加者に知られる場合があります。他に知られたくない方は、Zoom画面中で特定されない文字( 例)アルファベットで一文字とか)に変更してください。

 

 

世界を癒す24時間御題目リレー 9/9

<はじめに :  世界を癒す24時間御題目リレー について>この企画は、新型コロナウィルスパンデミックが起こって間もなく、インドネシア ジャカルタ 日蓮宗 蓮華寺のエルフィーナ・妙布 上人が発起人となって世界中の日蓮宗寺院に「世界を癒すために一緒に祈りましょう」と呼びかけたところ多くの参加者が現れ、2020年5月より、毎月行われています。

国際唱題センター(要唱寺内) 担当分  9月9日  第一部 12:00ー13:00 / 第二部 13:00―14:00  

<演題 >  第一部 / 第二部

① 第一部 斉藤 大法&小島 弘之による対談と唱題実践・検証 :ひとたび南無妙法蓮華経と唱えれば、常寂光土現前せん」とは、ほんとうですか? ・・・ 12:00ー13:00

~涌きいずる御題目~ 一口に南無妙法蓮華経といってもそのレベルは、いろいろあります。① 口に唱える ②意で唱える ③身に唱える⇒法華経を体験する。 国際唱題センターで実践される御題目は、涌き出御題目であり、身・口・意に唱える『御本尊の世界を体験する御題目』です。↓効果的な唱え方の基本

唱題プラクティス https://yousyouzi.net/shoudai

② 第二部  みんなで唱題  13:00ー14:00・・・メンバーによる「世界を癒す」唱題実践。 特に亡くならた方(御霊)の癒し。

 

ウクライナにおける戦争に観る その1

カール・ユング『未発見の自己』
実際、人間にとって最大の危機は、飢饉でも、地震でも、微生物でも、癌でもなく、人間自身であることが、ますます明らかになってきている。
その理由は、最悪の自然災害よりも無限に破壊的な精神的な伝染病に対して、十分な防御策がないからである。個人だけでなく、国家全体を脅かす最高の危険は、精神的な危険である。理性は全く無力であることを証明しているが、それはまさに、その議論が意識的な心にのみ影響を与え、無意識には影響を与えないからである。
最大の危険は、無意識の影響が累積的に積み重なり、意識的な心の理性が抑圧されている大衆から来る。あらゆる大衆組織は、ダイナマイトの山と同じように、潜在的な危険性を持っている。誰も望んでいないし、誰も止めることのできない効果を放っている。
したがって、心理学の知識が広まり、人々が自分たちを脅かす最高の危険の源を理解できるようになることが、最も望ましいことなのです。現代の戦争の恐ろしい大惨事から長期的に国家を守るためには、それぞれが自分のために徹底的に武装することではない。武器を積み上げることは、それ自体が戦争への呼びかけである。むしろ、無意識が(津波のように)意識の堤防を突き破り、圧倒するような心理的条件を認識しなければならない。
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ふだん私たちは、理性や知性といったものによって自分の心をコントロールできるものと信じている。
しかし、平時にはそのように思えたとしても緊急事態とか戦争に直面した時にそれら理性がいかに脆弱なものかを思い知らされることになる。
それは、ウクライナなどの知り合いから入る情報によって改めて知ることになった。
さて、ユングの言葉の中で最も気になる。否、気にすべき
『人々が自分たちを脅かす最高の危険の源』
とは何であろうか?
 
仏教&心理学的には、
「無明、カルマ、トラウマによって引き起こされる圧倒的な憎悪の衝動である」
それらが我々の心の中に存在していることに気づくことから真の平和への道がはじまる。
トラウマの基地は、脳の中にあって脳全体をハイジャックしてしまうほど強力な中枢だということを認識する必要がある。
もちろん気づき認識するだけでは足りない。
理性をはるかに超える衝動を収めることができる道(方法)を見出し実践・実現する。
A「自分には、関係ない」
B「いえ、気づいていないだけです。特に平穏な環境下においては、・・・・」
『人間にとって最大の危機は、飢饉でも、地震でも、微生物でも、癌でもなく、人間自身である』
We usually believe that we can control our minds through reason and intelligence.
However, even if this is true in times of peace, we are reminded of how fragile such rationality is when faced with emergencies and war.
I am reminded of this by the information I receive from my acquaintances in Ukraine and elsewhere.
Now, I am most concerned about Jung’s words. No, we should be concerned
What is “the highest source of danger to which people are exposed”?
What is the “source of the highest danger that people threaten themselves with”?
In Buddhist & psychological terms.
“Overwhelming impulses of hatred caused by blindness, karma, and trauma.”
The path to true peace begins when we realize that they are present in our minds.
We need to recognize that the base of trauma is in the brain, a center so powerful that it can hijack the entire brain.
Of course, awareness and recognition are not enough.
We need to find a path (method) that will enable us to contain the impulses that far exceed our ability to reason, and to practice and realize it.
A “It doesn’t matter to me.
B “No, you just don’t realize it. Especially under peaceful circumstances. ・・・・”
‘The greatest danger to man is not famine, earthquakes, microbes, or cancer, but man himself.’
※トラウマ、怖れ、怒りの衝動からの解放と平和つくりの基礎についての解説と実践のための動画 *Video for explanation and practice of the basics of peacemaking and liberation from trauma, fear, and anger impulses. ↓

世界を癒す24時間御題目リレー 8/16 報告

<はじめに :  世界を癒す24時間御題目リレー について>この企画は、新型コロナウィルスパンデミックが起こって間もなく、インドネシア ジャカルタ 日蓮宗 蓮華寺のエルフィーナ・妙布 上人が発起人となって世界中の日蓮宗寺院に「世界を癒すために一緒に祈りましょう」と呼びかけたところ多くの参加者が現れ、2020年5月より、毎月行われています。

唱題センター(要唱寺内) 担当分  8月16日  第一部 19:00ー20:00 / 第二部 20:00―21:00  

<演題 >  第一部 / 第二部

① 第一部 斉藤 大法&小島 弘之『自我を超えて涌きいずる御題目は、どうして現れたのか?』19:00ー20:00

~涌きいずる御題目~ 一口に南無妙法蓮華経といってもそのレベルは、いろいろあります。① 口に唱える ②意で唱える ③身に唱える⇒法華経を体験する。 唱題センターで実践される御題目は、涌き出御題目であり、身・口・意に唱える『御本尊の世界を体験する御題目』です。

唱題プラクティス https://yousyouzi.net/shoudai

② 第二部  みんなで唱題  20:00ー21:00

 

Zoom合同うらぼん供養 令和4年8月16日

8月16日 午後4時~要唱寺では、Zoomを通しての「盂蘭盆供養会(うらぼんくようえ)」が行われました。
お盆の行事の原点(根拠)とみなされている『盂蘭盆經(うらぼんきょう)』には、亡くなって餓鬼道の苦しみにあえぐ母を救った目連尊者(もくれんそんじゃ)の孝行物語が説かれています。
私のお寺の”盂蘭盆会(うらぼんえ)”の特徴は、単なる盂蘭盆の伝統儀式の継承でもただお経を唱えることでもありません。お経を実体験する。亡き方々のたましいが救われ成仏してゆくさまを体験することにあります。
以下、法話編動画には、日蓮聖人の盂蘭盆御書に基づいたお話が、法要編には、たましいが成仏してゆくプロセスの体験が現わされています。
(1)盂蘭盆会   ①法話編 動画
(2)盂蘭盆会 ②法要編 動画
*導師 要唱寺住職 蓮華院大法日立 / 僧侶 小島 弘之 / その他参加者 13名
※これは、いわゆる(個人的な)霊感や霊能によって行われるものではありません。 大法が、法華三昧を修し、仏法ー妙法蓮華經の力によって表わされる壮大で微妙なたましいの世界なのです。
☆医師 大法が、仏門に入り 要唱寺住職となって行う供養