永遠の仏陀からのメッセージ 17

3月17日、仏陀からの体験的説法
※以下は、単に仏陀の言葉による説法やストーリ一ではなく、唱題修行を通して実際に仏陀に出会い、まるで人生体験のようにリアルに体験された内容を文字として記述したものです。
「王の物語編 13」
王は、晴れた日が好きだった。 ある日、家臣を伴い領内の農地を視察した。 田んぼには、稲穂がたわわ実り、まるで微笑んでいるように見えた。
そこへ農民が、血相を変えて駆け寄ってきて「王様大変です! イナゴが、稲を食べています。 助けてください」と言った。王は、食べられた稲を見て家臣に城の家来も皆連れてくるように命じた。家臣に田んぼのイナゴを取らせた。 毎日毎日大笊何杯も取った。 城に持ち帰り、王と家臣は煮たり焼いたりして食べた。 連日イナゴばかりを食べ続けた王様と家臣は、やがて嫌気がさしてきた。 王様は、近隣の国の高価な香辛料を買い味付けし、市に出して高い値段で売ることを考えた。 イナゴ料理は、よく売れた。 王は、毎日イナゴを食べなくて済むし、高く売れてこれほど良いことはないと微笑んだ。
やがて稲の刈取りの季節を迎えた。 そこへ農民が、飛んできて王様に言った。「王様 いっ、稲穂の中身がありません!」
王様は、俄には信じられなかった。「あれだけ精を出してイナゴを捕ったではないか。イナゴ料理も大好評で良く捌けた。上手いアイデアだったはず…」だが、結局大切な米は収穫できず、イナゴを取って高くに売れても無駄な手間だけで意味がなかった現実を受け入れざるを得なかった。 米の収穫は半分となり、王と農民は米を満足に食べられなくなった。
仏陀は、目先の事象や欲にとらわれると肝心要のことを見失うものだ、と説かれました。

永遠の仏陀からのメッセージ 16

3月16日夕方5時、仏陀からの体験的説法(仏陀は、私にこれから修行は厳しくなると言われました。)
※以下は、単に仏陀の言葉による説法やストーリ一ではなく、唱題修行を通して実際に仏陀に出会い、まるで人生体験のようにリアルに体験された内容を文字として記述したものです。
「王の物語編 12」
ある国の話である。
その国の王は、「我が国は、兵力も備蓄米も何処の国よりもある。 我が国こそ世界で一番である。 我が国力を以てすれば、他のどの国の勢力も撃退できる」と自負していた。 ある日、小国から使者が訪れた。 使者は、少ないお金を持ち、備蓄米を分けて欲しいと交渉した。 だが王は、少しばかりの金には見向きもせず使者を返した。 他の国からも次々と備蓄米の交渉に訪れたが、王は素っ気なくこれらも返した。 米の価格はどんどんと釣り上がって行った。最後に小国は、国の金を全部持ち交渉しに来た。王は、ようやく小国に備蓄米を売り「我が国は、ますます豊かになってゆくわい」とほくそ笑んだ。 一方小国は、飢える民に配給する米を買うことに財力を使い果たし、餓死者さえ出していた。
数年経った時、大金持ちになった王国は、焼け付くような陽射しと共に異常な気温上昇に見舞われ、雨が降らなかった。そのため米の収穫は、ほとんど皆無状態となった。それでもまだ莫大な備蓄米と財力の余裕があったため王の強気は、微動だにしなかった。
しかし、来る年も来る年も猛暑で雨は降らなかった。 干ばつに襲われた田んぼには、稲が実らなかった。備蓄米も終に底をつく。王は、かつて備蓄米を売った金で周りの国々に米を求め交渉をした。 だが、どの国も同じように旱魃の被害で自国を守るのが精一杯だった。いくらお金を積んでも交渉は、成立しなくなった。 王は、最後の手段として武力で実力行使をしようとした。 しかし、王の民は飢えで体力も士気もなく武力あれど役に立たなかった。この国は、衰退した…。
仏陀は、言われた。 これは現実の世界のたとえ話である。

地球サンガ便り 7

〈天からのメッセージ(虚空でのお話)19〉
※これは、2025年3月20日午前9時、虚空において直接女の仏さまにお会いしお聞きした説法を記述したものです。不思議でしょう。仏さまは、今でもほんとうに居てこんな風にメッセージを送っていらっしゃるのですよ。
皆様笑っていらっしゃいますね。 今日は何のお話をしましょうか?
太陽のお話をしましょう。
皆様、太陽に感謝したことはありますか? 女性の方はお日様にあたると日焼けするから嫌とか、陽射しが強いと熱中症になるから嫌とか、日照りが強く雨が降らないと干ばつになるから困るとか、色々不満がありますね。
それ以上に恩恵を蒙っていますね。 太陽の日差しが地球上になくなったら、地球は真っ暗になり、冷えて人間が住めなくなりますね。 植物に太陽が当たると空気を作ってくれますね。 動物や植物を育ててくれますね。 人間もお日様が当たらないと、骨折しやすくなったり、免疫が低下したりしますね。 たくさん恩恵をいただいてます。
困ってしまう面もありますが、それ以上に自然界を人間の命を支えてくれてますね。 太陽を与えてくださった大宇宙の神様に感謝しましょう。 太陽が長期間出ないと、人の顔は暗くなり、心は晴れませんね。 皆様、今日こうやって笑顔でいらっしゃれるのは太陽のおかげですね。 1日1回太陽に感謝しましょう。
今日は身近な太陽、お日様のお話をしました。
さあ、皆様このことを地上の人にお伝えしましょう。
合掌

永遠の仏陀からのメッセージ 15

3月16日午後2時、仏陀からの体験的説法
※以下は、単に仏陀の言葉による説法やストーリ一ではなく、唱題修行を通して実際に仏陀に出会い、まるで人生体験のようにリアルに体験された内容を文字として記述したものです。
「王の物語編 11」
若い王子と老いた下僕が城に向かって歩いていた。 雪が降ってきた。 王子は「雪が降ってきた。急ごう」と言われた。 下僕は「私は雪は苦手です。体に堪えます。 こんなに激しく降っては、危険です。 王子様、どうか私の家へ引き返しお泊まりください」 王子は、しぶしぶ従った。下僕の家は、狭く朽ちて寒かった。 王子は、不平と不満を言った。 翌朝、雪は止んでいた。 王子は、下僕と一緒に抜け道を城へ向かって急いだ。 何と、城はすっかり荒らされ、静まり返っていた。 家臣が、王子の下に早足に駆けより言った。「おっ、王子様、昨晩、王子様のいないのを見計らい盗賊が押し入り、財宝とお妃様と王子様(王子の子ども)を連れて行かれてしまいました」「盗賊からこれを渡されました」と言い、手紙を差し出した。手紙には、隠している財宝を出さなければ妻子を殺す、と書かれていた。 王子は、悩んだ。 「財宝は、出したくない。妃と子供は助けたい…」ふっ、と良策を思いついた。 王子は、下僕に下僕の女房と子供を連れてくるように命令した。 そして下僕から女房と子どもを取り上げた。 下僕の女房と子に衣服を着替えさせ、手紙を持たせて盗賊の元へ送り届けた。
手紙には「お前たちが連れていった女、子供は、我の子どもではない。こういう時のために偽の妃と子供を用意しておいたのだ。到着した女と子が、本当の妃と王子である」と書かれていた。財宝は持たせなかった。これを読んだ盗賊は怒り、人質を解放し、下僕の親子を殺した。妃と王子は、城に帰ってきた。
王子は財宝を渡さずに済み、妃や子供は無事だった、と喜んだ。 そして安堵した日々を過ごしていた。
そこへ若い青年を連れた国王が、長旅から帰ってきた。 国王は王子に「汝は、我の実の子ではない。やっと我の子を見つけた。汝は、城から出なくてはならないっ」と激しい言葉で追放した。 国王は、新しく迎え入れた王子を国内外に披露した。
仏陀は、「自分が犯した罪は、自分に返る」と説かれた。

永遠の仏陀からのメッセージ 14

3月16日、仏陀からの体験的説法
※以下は、単に仏陀の言葉による説法やストーリ一ではなく、唱題修行を通して実際に仏陀に出会い、まるで人生体験のようにリアルに体験された内容を文字として記述したものです。
「王の物語編 10」
その後の農民の努力によって、国は米を備蓄することができるまでになった。 領民の生活は、日常の米に事欠かなくなり、もとの生活へ戻った。 王様は、今までの苦い経験から不安に思い、「 民は、生活物質が十分満たされると過去の苦しさを忘れてしまい、生活が乱れる。 これを何とかせねばならぬ…」と思案していた。
そんな時、天空に異変が起こった。これまでに見たこともない巨大な竜巻きが発生し、荒れ狂う猛獣のように容赦なく領地に襲いかかった。 たわわに実った稲穂は、瞬く間に根こそぎ削り取られてしまった。その爪痕は甚大で、農民の家々は倒れ、多くの怪我人や死者が出た。
王様は領地を周りながら考えた。「農民に備蓄米を全部放出すれば食べることに心配がなくなるであろう。が、それでは、荒れ果てた農地を 戻す士気が弱まるに違いない」そこで備蓄米を半分だけ民に与えることにした。 苦渋の選択だった。 王様の心は痛んだ。
王様は、農地を見て回った。農民は、必死で農地の瓦礫を片付けていた。 王様の通るのを見ても大して挨拶をせず素っ気なかった。 王様は以前と違う農民の態度に一瞬たじろいだが、「これで良い」と思った。
仏陀は、言われた。「人間は、思うように満たされて満足するのは一時である。やがて満足に溺れ、過去を忘れ、生活は乱れる。心も魂も乱れる。 事足りなければ、懸命に働く。因果なものである」